男性の象徴であるペニス。しかしながら、世界中で男性の大多数はペニスに関する悩みやコンプレックスを抱えています。増大サプリなどが売れているのもその証拠です。
ですが、考え方は人それぞれ。特に国が違うと文化が異なり、ある国ではそれは普通のことなのに、他の国では特別視したりといったことも起こります。
ペニスに関しても同じこと。包茎を悩むのは日本人ならではの感覚。割礼で幼いうちに皮を切ってしまうので包茎自体が存在しない国もあれば、包茎は通常のペニスの状態だからと特に対策を取らない・気にもしないという国だってあるのです。
とはいえ、包茎にも種類があります。どの状態もただ放っておけば良いものではありません。特にカントン包茎は危険で、とにかく早く治療をすることをおすすめします。それは包茎は普通だからと言っている国でも同じことです。
カントン包茎とはどういうものなのでしょうか。他の包茎の分類とどう異なるのでしょうか。見ていきましょう。
包茎の種類を見ていくようにしましょう
包茎は一般的に仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の3種類に分類されます。
普段は皮を被っているけれど剥こうと思えば剥くことができる、それが仮性包茎で日本男性の6割から7割はこれに分類されます。コンプレックスの対象ですが、実は周りの皆も同じなのです。
同じように皮を被っていて、けれど剥くことができない、それが真性包茎です。
カントン包茎の場合、仮性包茎同様に普段被っている皮を剥くことはできます。ただし、それには痛みを伴います。亀頭が大きくその出口が狭いためです。強引に剥いて亀頭を露出することはできても、今度は元に戻すことが難しくなります。カントン包茎の方はとにかく性行為を行う前に治療をすべきです。
カントン包茎で放置はとにかく危険です
包茎を隠そうと強引に剥くと皮で締め付けられた状態になります。そのまま放置していると亀頭の下がドーナツのように膨れ上がり危険な状態になります。うっ血したペニスはペニスの細胞が死に亀頭がくさり、勃起もしなくなります。包茎状態のままで挿入しても挿入時の動きで自然に剥けてしまうかもしれません。なので必ず性行為を行う前にペニスの手術を心がけなければならないのです。
強引に剥くことによって出血が起こり、そこから雑菌が入り込んで性病を引き起こすこともあります。大切な男の象徴が使えなくなる前に病院に行くようにしてください。
亀頭が大きいということはそれだけ女性を喜ばせることができます。治療により包茎でなくなった後は性生活を楽しめます。
自分で悩まず医師に相談することが大事
包茎は日本の男性にとってとても恥ずかしいこと。とはいえ、カントン包茎の方は痛みを我慢してとにかく剥いてしまうのはやめましょう。また包茎状態に戻すのもまた難しいですが、だからといって亀頭露出のままでの放置も非常に危険です。治療を行わずに性交渉に望むと、包皮が裂けてしまうリスクもあります。
日本人の大部分は仮性包茎なのですからそれを気に病む必要はありません。とはいえ、カントン包茎の場合は自分で解決しようとしたり放置しておくのはやめて、早く病院に行って適切な処置をしてもらいましょう。性交渉を行わないし、皮を被ったままにしておくのだからそのまま放置でも良いというわけではありません。それだと雑菌が溜まりやすく、やはり問題ありなのです。
真性包茎・仮性包茎も治療を行なった方が良い場合も
仮性包茎と真性包茎、どちらの場合でも緊急性は要しないものの一度医師の診断を受けた方がよいと言われています。包茎で普段から皮を被っているとどうしても細菌が皮の内側で繁殖しやすくなります。そのため、性病を誘発させるリスクが高まるのです。軽度の仮性包茎の方も衛生面には気を使うようにしましょう。
普段、亀頭が皮で守られていることから性行為で感じやすく、早漏になりやすいというデメリットもあります。また、コンプレックスを抱いていて男性としての自信を失うと、性行為自体がうまく行かない原因となったりすることもあります。それなら病院で治療を行って、コンプレックスを解消させてしまったほうがよいでしょう。
まとめ
赤ちゃんのうちは皆が真性包茎です。ちょうど第二性徴期・思春期の頃に大人のペニスへと成長していくわけですが、多感な時期に変化を遂げるため男性にとっては包茎かどうかというのは切実な問題なのです。
とはいえ、ただ悩むだけでなく知識を持ってください。そうすれば日本人の大半がそうであることが分かって自信が呼び戻せるでしょう。実は放置しておいてはならない危険な状態であることが分かって、性行為で性病をパートナーにうつしてしまうことを防げるのです。
男性らしさの象徴である大切なペニスですから、うっ血して腐って機能をなくしてしまわないためにも必要なことです。
包茎は必ずしも治さなければならないものではないことも分かるはずです。とはいえ、ずっと思春期の頃から悩みに思って精神面にも影響を与えているのであれば、やはり病院に行ってみるのもおすすめです。決して特殊な状態ではないことが分かるかもしれませんし、治療して自信が取り戻せるかもしれません。