埋没包茎 (まいぼつほうけい)

肥満体型の方が陥る包茎で、下腹部(ペニスの上の肉)の脂肪により陰茎の根元が隠れてしまい、「ペニス本体が下腹部に潜り込んでしまっている」という症状が、埋没包茎です。医学的に埋没包茎は、他の包茎と違い直接ペニスが原因ではなく、肥満による脂肪がもたらしていることから、包茎とは認められておりません。

埋没包茎のリスク

埋没包茎のみでしたら病気などの大きなリスクはないのですが、性行為に対しては多少の不便さを感じてしまうかと思います。ペニスが下腹部に潜り込んでしまうという事は、本来の長さより短いという事です。できる体位が限られてしまい快感も得られにくくなります。女性にとっては奥まで届かないので、こちらも快感が半減してしまいます。

埋没包茎は他の包茎と合併症状になっていることが多く、そうなりますと衛生面に不安があります。包茎は包茎手術で治療しますが、埋没包茎だけは長茎術による治療になります。包茎手術(病院の泌尿器科で、真性包茎嵌頓包茎の治療)は保険が利きますが、長茎術(主に医院やクリニックでの自由診療)は保険が利きませんので費用も多額になってしまいます。

埋没包茎はダイエットによる肥満解消、筋肉の増強によって解消されることがあります。自らの日々の生活によって、掛かる事はありませんので普段から気をつけるようにしましょう。