真性包茎 (しんせいほうけい)

完全に亀頭に包皮が被っている状態で「勃起時はおろか、通常時でも痛みなどで自分自身で皮をむくことができない」という症状が、真性包茎です。誰もが生まれた時は、皮が被っている状態で中・高生位に雑誌や、友人などからペニスに関する情報を仕入れ、皮をむく努力をします。多くの方は成人までに仮性包茎や、包茎ではなくなったりしますが、一部の方でこうした取り組みをしてこなかったり、体質的に無理だったという方がいます。

こうして長い間、真性包茎のままで成人以降でようやく皮がむけた方などは、嵌頓(かんとん)包茎になってしまう場合があります。

真性包茎のリスク

仮性包茎と同様に汚れや細菌が溜まりやすく、不衛生な状態により亀頭包皮炎になるリスクがあります。ただし、真性包茎はまったく皮がむけていない状態なのでカリ首、または亀頭全体に汚れがあります。しかも洗う事が出来ないので汚れや菌は増えていく一方で、こうしたものを長年溜め込んでいくと、陰茎がんという深刻な病気にかかる事があるので、成人以降も真性包茎という方は、一度病院に行くことをお勧めします。

病気以外で、真性包茎は亀頭の成長を妨げてしまうというリスクもあります。先細の男性器という、ペニスがキノコ型ではなくマジックペンのような形のペニスになってしまう事もあります。