恐ろしい?ペニスが変形してしまう病気

男性にとって男としての象徴であり、自信をもたらしてくれるものであると同時に様々なコンプレックスや悩みなどをもたらすこともあるペニスですが、ペニスがかかってしまういろんな病気の中でも稀に驚くような病気にかかってしまうことがあります。それはペニスが変形してしまうという病気です。その病気は「ペロニー病」と呼ばれています。この病気は放置するとペニスが勃起しなくなるなどの症状が出てくるため、できるだけ早期発見・早期治療をすることが大切です。くれぐれも放置をしないようにしましょう。

ではペロニー病とはどんな病気なのか、どんなことが原因になるのかなども含めてご紹介します。もしペニスのペロニー病かもしれないという症状を感じた場合には恥ずかしがらずにできるだけ早く泌尿器科を受診するようにしたほうが良いです。ちなみにペロニー病は陰茎ガンと症状が似ているといわれていますが、ガンではなく「ペロニー病」というペニスの病気なので、しっかりとそういう病気であると確認してから専門的な治療を行なう必要があります。

 

どんな症状が出てくるのか知っておこう

「ペロニー病」はペニスに変形が起きてしまう病気ですが、症状としては非常に陰茎ガンと似ているため、きちんと診断してもらう必要があります。どんな症状が出るのかといいますと、まずペニスに触れるとコリコリとした良性のしこりを感じます。また勃起をした時には筋肉痛のような痛みが継続するのでセックスをすることができなくなります。やがて勃起自体をしなくなってしまうこともあります。

ペニスの変形はひらがなの「く」の字のように曲がる陰茎湾曲、変形というよりはペニス自体が短くなってしまう陰茎短縮も起きたりします。変形などの症状も出ているのに放置していると手足にまで症状はひろまり、手の平や足の裏がまっすぐにのばせなくなります

 

ペロニー病の原因は外的要因がほとんど

ペニスが変形してしまう「ペロニー病」の原因のほとんどは外的要因で、例えばペニスに強い衝撃が加えられたり、ペニスの中に内出血が起きてしまったりすることで変形が起きてしまいやすいです。また一般的なセックスではないやり方で性行為をした時にもこういったペニスの変形が起きてしまったという報告をされています

リンパや血管に炎症が起きているという患者もいるため、体質的なものが原因という説はあるものの、そういった状態になっている人が必ずペロニー病になっているわけではないので、どちらかといえば外的要因のほうが大きな原因となっている方のほうが多いです。

こういったことから、ペニスにはなるべく強い衝撃を与えないように気をつけておくことが大事です

 

検査方法は超音波検査とMRI検査

ペロニー病かもしれないという時にはまず検査を行ないますが、その検査方法は基本的に超音波検査MRI検査です。こういった検査をして、ペニスにできたしこりの大きさや硬さ、厚さなどの他、石灰化しているかどうかということもチェックします。

またすでに痛みを感じるようになっている場合や感覚を失いつつあるような状態の時には振動覚測定という検査方法でチェックすることもあります。振動覚測定は糖尿病の方や高齢の方などにもよく行なわれる検査で、振動数の少ない音叉を振動させて患部での感覚をちゃんと感じているか確認するというものです。

勃起状態のペニスの写真を撮影してそれを持参するようにと指示されることも多いのがこの病気ならではの診断方法の1つです。

 

治療方法は主に薬物療法や縫縮法手術

主な治療方法としては薬物療法があります。症状が軽度の場合、ビタミンEやコルヒチン、PGE1製剤、トラニラストといった飲み薬で様子を見ながら治療をしていきます。痛みがある場合はしこり部分にステロイド注射をすることもあります。

ペニスの曲がり具合があまりに重度な場合は手術を行ないます。縫縮法手術といって「く」の字に曲がっているペニスの山側の部分の皮膚を切除して縫い合わせ、強制的にまっすぐな状態にします。ただ、これによってペニスサイズが短くなってしまうデメリットもあります。

これが嫌な場合は移植法手術といって「く」の字の谷側のしこりを切除し、切除したところには他の部分から皮膚や静脈を切り取って移植します。

 

まとめ

ペロニー病の手術をした場合の入院期間は3泊4日が一般的ですが、退院後も陰茎を1週間は濡らさないようにしなければいけないのでタオルで体をふくなど工夫をする必要があります。さらに飲酒は術後2週間は禁止、セックスと自慰に関しても術後2か月前後たってからということが多いです。性器に細菌感染などしてしまうと大変なので勝手に判断するのではなく、必ず医師の判断をあおぐようにしましょう

薬物療法の場合は長期的に様子を見ます。1年間でしこりが大きくなったり、炎症で痛みが増したりしなければ薬物療法で保存的治療を継続することになりますが、しこりや痛みが大きくなってしまうようであれば手術を行なわなければいけないこともあります。手術をする場合は保険適用となり、手術と入院費用などをあわせておよそ15万円から18万円ほど必要となります。

この病気になってしまうと放置することでどんどん陰茎の曲がり具合がひどくなってしまいますので、おかしいなと感じたらすぐに泌尿器科で診てもらいましょう。

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