性行為感染症 (せいこういかんせんしょう)

性行為感染症は、セックスをはじめとする性行為などによって感染する病気のことです。少し前までは「性病」と呼ばれることが多かったと思われますが、現在は法改正により「性感染症」と呼ばれるようになり「STD(「Sexually Transmitted Diseases」の頭文字)」または「STI(「Sexually Transmitted Infections」の頭文字)」という名称で呼ばれるようになりました。

性行為感染症の種類

性器クラミジア感染症

男性では排尿時に痛みや尿道がかゆくなる、女性では症状が軽く無症状のことも多い

性器ヘルペスウイルス感染症

性器がかゆくなり、大きな違和感を覚えます。水泡ができ、ただれてきます。

尖圭コンジローマ

包皮の内側や環状溝にイボ状の発疹ができる症状の事をいいます。

梅毒

第1期として、感染した部位(性器、口など)に赤色の堅いしこりやただれができ、近くのリンパ節が腫れる症状がおきます。
そこから3~12週間くらいの間(第2期)に、発熱、全身倦怠など全身症状とともに、皮膚に様々なタイプの発疹が現れ、さらに10~30年の間(第3、4期)に心臓や血管、脳が冒されていきます。

淋菌感染症

男性では排尿時に痛みと濃尿、女性ではおりものや不正出血することがあります。