包茎手術とは余分な包皮を切除するものもあれば、包皮は切らずに糸や接着剤などで剥けた状態を固定するものなど様々あります。基本的には症状や要望などにより、医師と相談をして手術方法を決めていく形となります。
手術費用は真性包茎・嵌頓（かんとん）包茎の治療は、病院の泌尿器科に行けば保険が適用され、２万～３万円ほどで済むそうなのですが、仮性包茎を含む治療となると、個人の医院やクリニックでの美容整形でやってもらう形となり、自由診療（保険の適用外）とされ１０万～３０万円位すると言われています。
包茎手術の種類
環状切開
まずペニスをできるだけ伸ばし、余分な包皮を環状（輪切り）に切除した後、縫合を行います。比較的単純な工程になっており、包茎手術の中でもっともポピュラーな方法といえます。
亀頭直下埋没法
勃起時のペニスの長さに合わせて余分な包皮を切除し、亀頭のすぐ下にある「カリ首」の部分で縫合します。縫い目が目立ちにくいのが特長で、主に美容クリニックや形成外科で行われています。
背面切開（バックカット）
亀頭と包皮が癒着（ゆちゃく）している場合は剥がしたあとに、包皮の開口部分から縦に切開して、亀頭が露出しやすい状態に広げて縫合します。重度の仮性包茎や嵌頓（かんとん）包茎、真性包茎に適用されます。
ナチュラルピーリング法
包皮を剥いて亀頭を露出した状態にした後、包皮を数カ所縫合して固定する方法です。縫合には、体内で残留しても問題ない医療用の糸が使われるため、抜糸（ばっし）はしないで済みます。
根元部固定法
包皮を剥いて亀頭を露出した状態にした後、包皮を接着剤で固定する方法です。接着剤には医療タイプのものが使われるため、基本的には皮膚に影響はないといわれています。
複合曲線作図法
包皮を切除するラインが亀頭のカリの部分で隠れるように、さらに性感を得るのに欠かせない包皮小帯（裏スジ）を残すように計算して作図した上で、余分な包皮の切除を行う方法です。